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ヘルプ事業


 ヘルプ事業部は、介助の必要な方に介助を提供するサービスである性格上、法内事業の「居宅介護、重度訪問介護、移動支援」と、法外事業の「介助派遣事業」によって構成されています。「居宅介護、重度訪問介護、移動支援」は、障害者総合支援法に基づくもので、利用者の方が認定を受けたサービスの種別や支給基準とケアプランに従いヘルパーを派遣するものです。事業者(例えば自立の家)は、サービスを提供しそれを国や地方自治体に請求し介護費(費用)を受ける形となっています。「介助派遣事業」は、法外事業で、公的な制限を受けることはありません。法人の決めたルールでの運用となります。費用の請求は、利用者に対し直接請求となります。利用料は、1時間当たり1,800円です。同業他社の利用料に比べ格安となっていますが、「介助派遣事業」が世田谷区地域福祉推進事業として助成対象となっていることによるものです。


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2025年度の活動に関して

◯ 障害者総合支援法に基づくサービスにおいて、移動支援は予算目標を達成する事ができましたが、他の制度は達成する事ができず、前年対比も上回る事はできませんでした。一番の要因としてヘルパーの慢性的な不足があります。
 ヘルパー拡充の為に求人媒体に随時掲載し、声掛けも継続して参りましたが反応は少なく採用まで至ったケースはごく僅かで、更には職員及びヘルパーの退職も相次ぎました。その補填もできず新規ご依頼についてはおろか、既存の利用者の希望に沿った派遣に対しても柔軟にお応えする事ができず全体的な底上げを達成できなかった事は、計画で掲げた「法人の基幹事業として」あるヘルプ事業責任者の力量不足であったと痛感しております。

◯ 重度訪問介護については、長期入院されていた男性利用者が2025年4月に退院され、日中及び夜間含め利用再開されましたが、2025年12月に女性利用者が入院され数か月に渡り派遣中止となりました。又、この利用者に限っては担当ヘルパー複数名の退職が相次いだ為、派遣契約の時間数が大幅に減少しました。
 2026年3月度より男性利用者1名、重度訪問介護の制度利用がようやく認定され利用を開始されましたが、上記の利用減を補填するまでには至らず、結果的に目標を達成する事はできませんでした。

◯ 居宅介護については、 他の制度に移行された利用者、ご逝去された利用者があり、また、新規利用のご依頼に対応出来なかったことも重なり、目標を大幅に下回る結果となりました。

◯ 移動支援についても、予算は何とか達成できましたが、従前と比較すると全体的な利用動向は鈍化している状況は否めません。
 過去にも報告させて頂きましたが依然として夕方のご依頼が何名も重複する状況が恒常化しており、職員も含めヘルパーの対応が追い付かない状態にあります。

◯ 介助派遣事業については、目標は達成しましたが前年対比は達成できませんでした。
 この事業は制度では不十分な部分や介助内容を補える利点が大きく、併用されている利用者も未だに複数名おられます。但し、各利用者の制度受給量の増大により利用が年々減少傾向である状況の結果となりました。

◯ 訪問介護事業(介護保険法)については、目標も前年対比も共に達成する事はできませんでした。
 年度初めの時点での予定では既存の女性利用者1名に加え、男性利用者1名が移行を控えておられましたので2名での利用計画を見込みましたが、世田谷区を含めた審議の結果、移行にはならず重度訪問介護の制度利用の継続となった為、当初計画より大幅に下回る結果となりました。
 又、新規依頼もあり検討致しましたが、契約には至りませんでした。

◯ まとめ・・
特定事業所加算の要件に従い、職員及びヘルパーの法定研修と個別研修につきましては、介助に対する姿勢、介護技量、障害特性、虐待防止、感染予防等について知識を高め理解を更に深める事を重点的に実施致しましたが、万全といえる結果ではなく、定期的な研修を更に増やしていく事が継続課題と感じました。
 各利用者の日々の派遣のサービス実施記録について、これまで長年に渡りペーパー記入の形をとってきましたが、2025年12月度の派遣分より、「ケアウイング」という電子システムを新たに導入致しました.
 サービス実施記録のペーパーレス化の推進と、職員及び登録ヘルパーの勤怠管理を一元化する事が主目的であり、これを導入した事で派遣先でのサービス実施記録のペーパー記入に費やしていた時間が削減されました。取り扱いにまだまだ不慣れで未完成な領域は多々ありますが、利用者と向き合わせて頂く時間を僅かながら更に確保できるという相乗効果も出ております。

◯【数値実績】

@【障害者総合支援法】

事 業 名2025年度目標2025年度実績達成率2024年度比
居 宅 介 護 534.0時間/年 331.0時間/年 62% 67.5%
重度訪問介護 31,994.0時間/年 28,934.5時間/年 90.4% 90.7%
移 動 支 援 1,733.0時間/年 1,886.0時間/年 108.8% 112.8%

A【世田谷区地域推進事業(自主事業)】

 事 業 名 2025年度目標2025年度実績達成率2024年度比
介助派遣事業 1,500.0時間/年 2,204.0時間/年 146.9% 73.4%

B【訪問介護事業(介護保険法)】

 事 業 名 2025年度目標2025年度実績達成率2024年度比
訪問介護事業 283.0時間/年 103.5時間/年 36.6% 86.6%

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