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居住支援事業


グループホーム桜上水
グループホームこんぺいとう

重度の障害のある人が、お互いの自立を認め合いながら、健康で豊かな生活を目指し、地域での自立生活を実現・継続出来るように、世田谷区桜上水2丁目に、男性用として、「グループホーム桜上水」を世田谷区松原6丁目に、女性用として「グループホームこんぺいとう」を設置し、運営しています。グループホーム桜上水は、当初より男性の入居者3名を想定しており、現在の入居者は、1名ですが毎週ショートステイ的利用をされる方が複数います。グループホームこんぺいとうは、昨年11月に完成し、今年度から入居者2名で、本格的な運営を開始しています。
必要な介助者(ヘルパー)の提供、家事援助サービス、事務処理代行なども法人が行っています。


2025年度の運営状況

■ 2つのグループホームにおいては、入居者の気持ちに寄り添うとともに、ご家族や通所先、医療機関などとの連携を密にし、安心安全を第一とし運営しました。

■ 医療的ケアが必要な人などでも入居できる第3のグループホームづくりに向け、区内のグループホーム運営団体等との協力関係づくりを目指しましたが、具体的な関係作りには至りませんでした。次年度へ引き継ぎます。

■「区内のグループホーム運営団体などとの連携については、情報交換するにとどまりました。引き続き連携を模索していきます。


「グループホーム 桜上水」の運営

■ 入居者のHさんはグループホーム桜上水開設時(2004年)から入居されています。年齢も65歳となり、障害だけではなく高齢に伴う体力の低下や病気の予防も必要のため、休日には体力維持のためプールでの水中歩行訓練など、また下半身機能の低下を防ぐため週2回訪問マッサージや入浴時の足浴 などを行なっています。さらに食事の内容を考慮するとともに、消化を促進するため、一部フードプロセッサーの利用を開始しました。外出できないなどコロナ禍の影響で心身ともにダメージを受けていましたが、最近は体調も良好で、週末の外出を楽しまれています。

■ 入居2年目となったPさんは、昨年60歳となりました。意思疎通が困難のため、家族や医師、通所先との連携のもと、健康な生活を笑顔で過ごせるように努めました。最初の年は、少し不安そうな面が見られましたが、最近はグループホーム桜上水や、対応するスタッフにもすっかり慣れて、落ち着い て過ごされています。ご家族や通所先より、大きな声を出すことが少なく、落ち着いていることに驚かれています。また、Pさんは、大きな発作や反り返りでの転倒リスクがありますが、入居後発生はしていません。自立の家の行事などに積極的に参加していただいています。隔週で実家に帰宅し、両親 と楽しい時間を過ごされています

■ スタッフの体制については、平日昼間の家事援助体制が不安定ですが、夜間及び休日の介助体制は、曜日ごとにスタッフを固定でき、安定感を増してきています。

■ グループホーム桜上水は開設から20年が経過しました。洗濯機や食洗機、掃除機など家電については何度も買い替えを行ってきました。しかし、建物本体に付随する照明器具や換気扇などの老朽化が顕著となっています

「グループホーム こんぺいとう」の運営

■ 昨年度と比べ、宿泊日数を大幅に増やす試みが達成されました。これは、生活されている方がこんぺいとうで過ごす時間を増やせるようになってきた結果です。土日については、これまでと変わらずご自宅へ帰宅されますが、それ以外の平日はほぼこんぺいとうで過ごすことができるようになりました。

■ 食形態への工夫が必要な状態となり、食事のメニューについての工夫が日々必要です。また、ドクターからの指示により、一部乳製品が提供できなくなったため、食事メニューの考案がこれからの課題となりそうです。

■ 年間行事の、保存食づくりは継続して行いました。今年度も、みそ、らっきょう、梅シロップ、梅酒、ニンニク醤油漬け、黒豆は継続して行いました。特に味噌づくりはすっかりなれてきて、利用者それぞれ自分のお味噌に名前を付けて大切に育てています。そのおかげもあり、こんぺいとうでは味噌はほぼ買わずに過ごすことができるようになりました。来年度はキムチに挑戦予 定です。

■ 夜の家事について、食器洗い、洗濯物干し、床掃除、ゴミまとめについては利用者さん自身が行う体制が定着しました。ほぼ毎日食後に家事をしてから、それぞれの自由時間を過ごしています。家事に参加することで、ヘルパーへの指示の出し方や、自分でできることの工夫を重ね、生活力もついてきまし た。

■ 週に1回、食後にゲーム大会をおこなうようになりました。これは利用者さん同士の交流と会話を目的としています。また、ゲームに勝つとその日の家事の分担が決まるシステムになっており、楽しく家事に取り組むことができています

■ 不定期ですが、入居されている共通の友人を招いて食事会を行うようになりました。招待している方は、以前自立の家を利用されていた方で、現在はかりんとう(相談支援事業所)の利用者でもある方です。食形態に工夫が必要な方ですが、入所している施設と連携してサポートすることで、楽しく過ごす ことができています。この取り組みは今後も継続していきます。

■ 入居時はトーキングエイドを押すこともままならない状態だった方々ですが、嚥下力をつけるために、声出しを続けた結果、声でのコミュニケーションが可能になってきました。生活の中でできる工夫をこれからも続けていき ます。

【数値実績】

【桜上水-定員3】
宿泊数区  分4月5月6月7月8月9月10月11月12月1月2月3月合 計
Hさん 入   居30泊31泊30泊31泊31泊30泊31泊30泊31泊31泊28泊31泊365泊
Pさん 入   居30泊31泊30泊31泊31泊30泊31泊30泊31泊31泊28泊31泊365泊
Kさん 体   験1泊1泊
小       計60泊62泊60泊62泊61泊61泊62泊60泊62泊62泊56泊62泊731泊
【こんぺいとう-定員2】
宿泊数区  分4月5月6月7月8月9月10月11月12月1月2月3月合 計
Iさん 入   居16泊18泊19泊19泊17泊20泊13泊17泊19泊15泊17泊19泊209泊
Wさん 入   居14泊19泊10泊16泊16泊19泊20泊19泊20泊20泊19泊21泊213泊
小       計30泊37泊29泊35泊33泊39泊33泊36泊39泊35泊36泊40泊422泊

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