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居住支援事業


重度の障害のある人が、お互いの自立を認め合いながら、健康で豊かな生活を目指し、地域での自立生活を実現・継続出来るように、世田谷区桜上水2丁目にグループホーム桜上水を設置し、運営しています。グループホーム桜上水は、当初より男性の入居者3名を想定しており、現在の入居者は、1名ですが毎週ショートステイ的利用をされる方が複数います。
必要な介助者(ヘルパー)の提供、家事援助サービス、事務処理代行なども法人が行っています。


2020年度の運営状況

■ 2020年度は、新型コロナウイルス感染問題に悩まされ続けた1年でした。グループホーム桜上水の運営面においても、度重なる予定の変更や中止を余儀なくされました。
入居されている利用者Hさんは、昨年1回目の緊急事態宣言の発令以降、やむなく通所を約2ケ月ほど休まれました。本来、通所であった時間帯が急遽グループホームで過ごされる事となったために、介助体制の再調整が続発しました。
 Hさんは、通所もそうですが毎回の外出をとても楽しみにされている方です。身体障害に加え重度の知的障害も抱えている方で、感染問題について全ての内容を理解されるのは困難かもしれませんが、本人は、とにかく大きな問題が起きた「有事」の状況であるという事は認識されていましたので、その影響で公共交通機関での移動は勿論の事、近隣への散策さえも極力控えなければならない状況が長く続いている事は、本人にとってもかなりのストレスとなり、混乱された様子も度々見受けられました。
 更には、ずっと屋内で過ごす事は、長時間同じ姿勢でいる事がどうしても多くなり、運動量も減ります。免疫力及び筋力低下や体重増加などの身体への負担を少しでも軽減するため、ストレス緩和も兼ねてグループホーム内でストレッチ体操や歩行練習などを定期的に実施し、また以前のように外出ができるようになった際の「楽しみにできるような計画」などのお話をするなどして本人の気持ちが滅入らないよう配慮に努めました。

■ 他の利用者においては緊急事態宣言の発令以降、やはり通所を休まれる事となり、その影響で家族介護の状態が恒常化していたため、少しでもご両親のレスパイト(休息)に繋げる目的でグループホームでの支援体制を急遽大幅に拡充しました。
また、別のケースでは既に他の施設に入所されているが、次の転居先と支援体制を確保しなければならない期限が迫り、苦慮されている状況という方に対しても、期間限定ではありましたが支援を行いました。
建物の設備面やその他の機能維持について、エレベーターの可動に直接影響する重要部品の交換・更新工事を4月と9月の2回実施し、災害時などにも利用者にとって避難拠点として対応可能な状態を保持するための備蓄品の増強にも努めました。

新たなグループホーム等の開設に向けた取り組み

 今、女性用グループホーム開設に向け準備を進めておりますが、たとえ感染問題の最中でも利用者が安心して地域で生活していくための支援体制の確保は不可欠で、いつも待ったなしです。それと共にこの状況の最中だからこそ尚更グループホームの存在を本当に必要とされる方々がいるという事と、今後も決して絶やしてはならない事業としての重要性を再認識した1年でありました。

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